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評価:
カロリーヌ・リンク,シュテファニー・ツヴァイク
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<<評価:★★★★☆>>
JUGEMテーマ:
映画の感想
「このおばさん知ってるわー知ってるわー、性格悪いお母さん役や、それは分かってんねん。」と悶々としながら観ていたらですね、今調べて分かりました。「
点子ちゃんとアントン」のお母さんやー。すっきりしたところで、これは今日の夜にやってました。深夜映画は観てまう時ある、今回は140分もあった、長いと思ったら。
そして監督も同じ方なんですね、他にアカデミー賞をとった「
ビヨンド・サイレンス」という作品があるので、観てみたいと思います。音楽もいいですよ、少し感動する場面で流れる曲とか、定番のように心に沁みてきます。そして音楽は「
飛ぶ教室」、「
点子ちゃんとアントン」担当していました、よろしいですね。
この監督の作品はメッセージや作った意図が明確です。「差別、文化、成長、家族愛」ってところ。点子と違って今回は差別と戦争を背景にしていて、そして舞台がアフリカということで、新しい作品です。
一家を支えるコックのオウアが素敵。その土地で暮らす人の思想っていうのは高尚ですよね、卑下してはいかんよね。理解は出来んかもやけど。ん?言ってることおかしい?
まぁ伝えたいことが多かったのでこの長さなんですかね、ラストはこれでいいのかどうか、私は分からん。家族がバラバラになるのはあかんけど。
最後にバナナを受け取るシーンとか、ストーリーを物語っているように感じました。「名前はマックス、お祖父ちゃんの名前」というレギーナのセリフにも家族の絆がある。
やっぱり戦争あかんなぁ、日本人は差別に疎いほうやし、私は日本を出たことがないので差別を受けたことがないのですが、この映画はいくつもの「差別」が描かれています。こういうの好きな人にはオススメ。
最初オカンむかつく、しかし終盤ヴォルターと交代する。
むかーしこの映画の予告を観たのを覚えてます。
【ウェブリンク】
オフィシャル・サイト
http://www.gaga.ne.jp/africa/
オフィシャル・サイト
http://www.nowhereinafrica.com/ (英語)

