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評価:
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<<評価:★★★★☆>>
3Dで観たほうが良い!との数々の意見を目にしたので、結構前に観に行った。3Dにも色々あると後で知って、メガネは
real D 3Dとか云う結果的にあんまり良くないやつだった。
IMAXとか云うやつが良いらしい。そいつで観るには京都まで行かなあかんだろうね。
そもそも、3Dと云えばUSJのイメージがあったから、手前のものが浮き出てきて楽しいんだろうと思っていたら、案外バックのほうに使われていて、奥行きや背景に世界観の重厚さが漂っていた。
ジェームズ・キャメロン監督がそんな単純な人ではないだろうから、逆に納得。
関係ないけど、除菌のために水が撒かれているらしく、劇場内が寒かった。なくすか温度をあげて欲しかった。

綺麗だよー。
連れはどう云う撮影方法なのか、相当不思議がっていたのですが。私もDVDで撮影風景や特殊技法を観たいと思う。
話と云うのが、22世紀の惑星パンドラを舞台に、足を負傷し車いす生活を送る元軍人のジェイクが、一卵性双生児の兄が亡くなり同じDNAを持つ理由で、兄に代わり"アバター・プロジェクト"に参加することから始まる。
地球人がパンドラに固執する理由は、希少価値のある鉱石があるからだ。しかし、そこに住む先住民族ナヴィとの間でこう着状態が続き、その状況を打開すべく人間とナヴィのDNAを掛け合わせて作ったのが"アバター"である。意識をリンクさせ遠隔操作でアバターを使い、パンドラに足を踏み入れるジェイクだったが、ナヴィに関わる中でプロジェクトとナヴィ族の間で板挟みになるー。
調べるによると、ベトナム戦争・イラク戦争のアメリカを風刺しているらしいが、それよりアメリカ大陸と云えばナポレオンのインディアン侵略のほうが、イメージを持ってる人も多い。どうせそんなもんの繰り返しだと思うのですが、風刺が美徳にならず、しっかりメッセージを放っている。
3D初めてだったのですが、162分の長丁場はあまり気にならず、見終わって時計を視3時間近くあったことを知った。こう云うのは慣れたら平気ってやつだら、早く順応するべく無心に観てました。

ひとりひとりのハッピーエンドと云うかラストが(云っていいのかな?駄目だったらゴメンね)があるし、描き方もダイナミックで森が焼けていく演出は本格的で、いつまで続くんだと云う気持ちになる。警鐘を鳴らしながらも、強い希望を残す映画だし、設定も細かいところが最後に結びつく展開は飽きさせない。
私的に
シガニー・ウィーバーが軍人じゃなくて科学者!って思ってましたよ。変わらず格好良い女性です。大佐の
スティーヴン・ラングはいつも適役の面構え。
バイオ・ハザードや
S.W.A.T. の
ミシェル・ロドリゲスってすごく可愛い人なんだね。
いつも男勝りだけど、すごく人間味のある役どころが好きです。

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